by Haruka
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NZ在住16年、オンライン英語講師のHarukaです。
快適な人間関係の構築って、どの世界にいても簡単なことではありませんが、今までいろんな国や文化で暮らしてきた私がいつも心掛けていること3つを今日はまとめてみます。
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①笑顔、あいさつ、身だしなみ
その土地の言語ができなくても、これは誰でも、いますぐできること。英語も日本語も通じない場所にいるときは、特にこれらを強く意識します。
- つねに笑顔でいる(周りから話しかけてもらいやすい)
- 自分から挨拶をする(キウイは知らない人でも挨拶されれば返す)
- 整った身だしなみでいる(“人は見た目が9割” 法則は全世界で共通すると実感)
過去に「つねに笑顔でいるとナメられて危ない目に遭いませんか」と聞かれたことがあるのですが、とても良い質問だと思いました。
“つねに” 笑顔は、もちろん時と場合を見極めます。一人で道を歩いているときに無駄にニコニコはしていません。でも向こうから人が来ているのが見えて、やばそうな人じゃないことが分かれば、すれ違いざまにニコっとして、挨拶をします。
キウイは、向こうから積極的に目を合わせて挨拶してくる感じではないのですが、こちらから挨拶するとにこやかに挨拶を返してくれることが多いです。
身だしなみに関しては、周りから浮かない、でも平均よりちょっときちんとめにすることを心掛けています。身だしなみは”ちゃんとしてそう”な信頼感を、言葉を使わずして得られるもっとも簡単な方法です。
かわいいアクセサリーや小物を身につけていると ” I love your XXX” と褒めてもらったり、ちょっと挨拶より一歩先のコミュニケーションのきっかけにもなるので、これから友達を作りたいと思っている方にはおすすめの方法です。
②つかみネタを用意しておく
いざ会話が始まったとき「なにを話せば・・・」になるのは、言語ができるかに関係なく、自分も相手も同じ。私は特に海外にいるとき、どんな相手でも会話をつなげていくのが上手いなと自分で思うのですが、それはつかみネタをいくつか持っているから。
- イギリスとアメリカに住んでいたことがある
- サモアとアメリカンサモアに住んでいたことがある
- 夫はサモア人でITだけどラッパー志望
- つわりが壮絶で、第一子と第二子の間は5年空いた
- 家事一般が不得意だけど頑張りたい気持ちはある
- 英語と日本語を話すけど、実はよくこんがらがる
- スタバで何年か働いたことがある
こういった自分のつかみネタを、相手によって使い分けたり合体させたりして工夫します。
わたしの職歴に関しても、経営コンサルタント/テレビ局AD/留学エージェント/通訳翻訳/英語講師よりも、世界的に知られているスタバを持ち出して「キャラメルフラペチーノ作れるよ」という方がネタ的に盛り上がるので、これをピックアップすることが多いです。
話しのネタと言うと、「それは英語ができるからでしょ?」と思われそうですが、私は英語も日本語も通じない相手の場合でも、画像や紙とペンを使ってこれらのネタを話します。
たとえば、英語も日本語も全く理解できない人に「私はサモアに住んだことがあって、夫とはそこで知り合って結婚して、第一子を日本で産んで、2007年にNZに移住しました」と伝えるなら・・・
- ”Samoa”と世界地図を見せて「私ここ」とジェスチャーで伝える
- 結婚式のときの写真を見せて”My husband”と夫を指して伝える
- ジェスチャーで妊娠したことを見せ”baby”と言い、”Japan”と世界地図を見せる
- 出産直後の息子の写真を見せて、もう一度”Japan”といい、次に”New Zealand”という
- カレンダーを見せて、息子出産の2006年”Japan”と移住した2007年”New Zealand”という
こんな感じで、言葉が通じようが通じまいが、誰が相手でも同じつかみネタを使うことができます。言葉ができないからコミュニケーションが取れないというのは、もったいない考えかたです。
③リスペクトの気持ちを表現する
「その土地の言葉を話すべき」と言っているわけではありません。現に私はNZの3つの公用語(マオリ語、英語、NZ手話)のうち英語しか話せません。
私は機会があるごとに、NZへのリスペクトを言葉で表していますが、同時に行動でも表現するように心掛けています。
- 地域貢献のボランティアに参加する
- ゴミを拾う、周辺を綺麗に保つ
- 身近な助けが必要な人に手を差し伸べる
- ルールを誰よりも守る
- 自分はあくまで外国人であることを忘れない
こうやって挙げてみると、どれも大したことではありません!
ちょっと目に付くゴミを拾ってゴミ箱にいれる、近所の強風で倒れたゴミ箱を立てて戻す、交通ルールを守る、近所のお年寄りにHow are you?と声をかける、庭で取れたフルーツを家の前に「ご自由にどうぞ」と置いておいておすそわけする、そして自分はこの国に住まわせていただいている存在であることを忘れない。
これだけで周りの人々は好感を持ってくれますし、自然に素敵な人脈が広がっていきます。
ようやく国境が完全に再開されたニュージーランド。みなさまの久しぶりのNZ、および海外体験が素敵なものになりますように!
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