先日11歳になった娘には、夢がいっぱいあります。テレビなどを見るとすぐに影響されて「あれがしたい」と言うのですが、そう言われるとできるだけ叶えてあげたいと思ってしまう母。

彼女のながーいWish list(したいことリスト)のひとつに、ソーセージシズルの屋台というものがありました。ソーセージシズルとは、BBQ台でソーセージを焼いて、食パンで挟んだもので、それを$2前後で売るのがNZ定番の寄付金集めの方法です。寄付金集めはfundraiserと英語で言います。

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ソーセージシズル屋台をする方法

そんな娘の夢を叶えるべく、今回はMitre10で、ちょうど学校のために寄付金を集めたいと言っていたお友達と一緒に挑戦。娘はお金には全く興味がなく、ただソーセージを売るお店屋さんをやりたかっただけなので、ちょうどよかったです(笑)。


ソーセージシズルが売っている場所として、多くの人がピンと来る場所といえばMitre10Bunnings warehouseといった、DIYをする多くのNZ人たちが週末に買い物に訪れる、ホームセンターのような場所。

ただ、ここは「お小遣いや家計のため」のような理由ではダメで、きちんとコミュニティに還元する寄付の使い道を提示しなくては貸してもらえません。

寄付集めをしたい理由などを書いて申し込んで、日時を決めて、$20の払い戻しのあるデポジットを払って、ガスとBBQ台を無料で借ります。持ち込みをしなくてはいけないのは、以下の通り。

  • ソーセージ(約210本)
  • スライス済みの玉ねぎ
  • 食パン
  • ケチャップ
  • マスタード
  • ナプキン

取り決めで10-15時の間は売り続けなくてはいけない(その間に売り切れたら追加で買い出しに行く)ということで、当初は100本ちょっとのソーセージを準備していたのですが、お天気が味方をしてくれたため予想より早いペースで売れ、途中でスーパーに走りました。

学校のお友達がわざわざ買いに寄ってくれたり、中には「ソーセージはいらないけど、このお金受け取って」とポーンとお札を置いて行ってくださる方々や、「おつりはいらないよ」と結構な額のおつりを寄付してくださる方たちもいて、この国の寄付文化がいかに身近であるかを感じる体験となりました。

準備は寄付を集めたかったお友達とお母さんが全てしてくれたので、私と娘は当日のお手伝いだけでしたが、娘は夢だったソーセージシズルの屋台が出来てとてもとても楽しかったそう。その後、学校で他のお友達に「私もやりたいな」と声をかけられました。お店屋さんって子どもは憧れるもんね!

売っても楽しい、食べても美味しい、ソーセージシズルはNZのワクワクする文化です。
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