障害と難病を持つ子どものケアラー、Harukaです。

今日は【障害/難病児のためのNZ留学】の先にある、さらなる構想について語ります。

少し前にこの留学構想をこのブログで発表したところ、かなり色んな方面の方から「協力できるかも」という、とんでもなくありがたいお声がけをいただくようになったので、私は引き続き希望も野望も宣言していこうと思います。

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NZに雇用機会を創出する

この留学を実現させるにあたり、多くの方のお力を借りることになります。そして、多くのお力を借りる状況を創り出そうと思っています。たとえばこんな方々の・・・

  • 障害・難病を持つ人自身
  • 障害者・難病者のケアラー
  • 子育て中のママ・パパ
  • 英語が理由で仕事探しが難しい外国人(日本人含む)

環境・状況によっては快適に働けるけれども、今の社会システムの中だと難しい、もしくは不可能。生活はできていたとしても “自分自身の生きがい” が見つけにくい。

そんな中で、才能や資格を持っているけれども、適した就労環境がないせいで働けない人を私は何人も知っています。ちなみに、私がここで言う才能とは、飛び抜けた能力のみならず、みなさんそれぞれが持っている個性もです。

障害と難病を持つ娘に関して、私が一番心配をしているのは「親がいなくなった後も幸せに健康に自力で生きていけるか」ということ。体力が平均よりうんと低くて、知的に遅れがあっても、彼女の能力や適正を生かせる場所はきっとあるはず。

同時にそんな彼女のケアラーである私は、働きたい気持ちは溢れるほどあっても、家の外に出て働くことはできず、勤務体制もフレキシブルなものでなくてはいけません。私も自分の能力や適性を生かせる場所をもっと探し出したい。

そんな多くの「働きたいのに働けない」を生かすことは、より活発な社会を作るためにも大事だと私は信じているので、私はこの留学プログラムを走らせるにあたり、こういう方々の力と才能に積極的に頼らせていただこうと思っているのです。

雇用機会創出トライアル・第一弾

私は縫い物が超絶苦手です。過去に娘から頼まれた衣装系は、なんと全てグルーガン(強力なのり)で布を貼り付けて乗り越えてきました。

一方、娘は新しい本や映画に出会うたびに、その主人公の衣装を欲しがります。過去には海外から取り寄せて乗り切ることもありましたが、最近はどんなに探してもサイズ的に合うものが見つかりません。そりゃそうです、10歳児(しかもサイズは14歳)用の、3歳児が好むキャラクターの衣装は売っていませんから。

そこで思いついたのが、縫い物が得意な障害もしくは病気のある方にお願いしたいということ。そういう知り合いはたくさんいるので、すぐにぴったりの女の子が見つかりました!

このお願いをして以来、彼女は「自閉症の子は肌触りに敏感な子が多いから、縫い目にこだわりたい!」とか、「次はこういうスカートを作ろうと思ってるの!」とか、アイディアが沸き上がって止まらなくなっています。

そんな彼女に、私は次のステップとしてこのオーダーメイド衣装をビジネスにしてみようと提案しました。実は近々娘の学校でブックパレード(本のキャラクターに扮する日)があるので、娘はこの作ってもらった衣装を着て、私はこの一連のストーリーを学校便りに載せて、彼女のビジネスを宣伝しようという戦略です。

彼女は最初「趣味をビジネスに?」と驚いていましたが、自分にも稼いで自立できる道があるかもしれないと知ったことで、すごく心が安定しているとお母様がおっしゃっていました。衣装の出来上がりが待ち遠しいです!


今日は他にも、過去に難病者の旅行をアシストした友人から情報をもらえたり、日々周りの方々のおかげで着実に前に進めています。声をかけてくださるみなさま、ブログやSNS投稿を広めてくださるみなさま、本当にありがとうございます。

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