自分の中で「今年は2日に1回はブログを書こう」と決めていたのに。

いきなり10日も開いてしまって、新年明けて1ヶ月も経たずに完全ギブかと思いましたが、なんとか今日はお酒を飲んで書くモードに入れました。意識高いのか低いのか分からない。

実は前回の記事でちょっと書いた「娘の歯痛」が、その後も1週間近く影響していました。

1月3日に、いつもとは違う歯医者さんだけど、あまりの痛さに覚悟を決めて、眉間に皺を寄せながら口を開けて診察を受けた、自閉症持ちの12歳娘。そして「これは奥歯が生えて来ている痛みだから、次第に収まります」と言われて安心していましたのですが!

2日後くらいから、夜になると「痛い(涙)」と言って痛み止めを飲ませる日が始まり、その後朝から居てもたってもいられないくらい痛くて、ご飯も食べられず、痛み止めも今ひとつ効かずに苦しむ日があって。

あまりにかわいそうな状態だったので、GP(General Practitioner=かかりつけ医)に電話で相談をしたら「(全身性エリテマトーデスのための)免疫抑制剤を飲んでいるから、たぶん奥歯の生えるところに菌が入っちゃったけど抵抗力がなくて痛んじゃったんだと思う」と、抗生物質を処方してくれました。困った時はとりあえずGP!!

そして翌日にはラッキーなことにいつもの歯医者さんでキャンセル待ちが出て朝1番で予約。

その夜も痛みで苦しんでいましたが、翌日歯医者さんでは「やっぱり奥歯が生えて来てる痛みで、抗生物質を昨日の時点で処方してもらったのは正解。今夜には効いてきて痛みが収まるはず。」とのことで、まだかわいそうではあるものの、深刻ではないことが分かって安心して帰宅。

ちなみに10分の診察で$140。だだだだ大丈夫よ、マイレージ貯まるカードで支払ってるから!!(強がり)

本当に歯医者さんの言った通り、その日の夜には痛みがかなり引いて食べられるようになり、食べたら元気も戻ってきて良い感じに。

息子のときはこんなことあったかな?と思い出せないくらいのことが、障害と難病を持つ娘となると、こんな感じで一大事。

この1週間の間にGPと歯医者さん2件だけでなく、病気の専門医に連絡を取ったり、ループス腎炎(腎臓の疾患)もやっている娘はイブプロフェンを飲むことができないので、痛みを止めるために薬剤師さんが色んな可能性を問い合わせてくれたり。

これに関わったプロフェッショナルたちは全員、娘の自閉症も、NZでは他に子供の症例がほとんどない病気のことも、バッチリ理解してくれているだけでなく、私の心配性と神経質さもよく理解して対応してくれるありがたい人々。

さらには去年から私の仕事を手伝ってくれているスタッフAさんのおかげで、私は娘がベッドから動けないような状態になっていても、仕事を止めることなくいられました。もちろんお正月から仕事をしている夫や息子、さらには近所の友人たちからも多くの物理的・心理的サポートをもらいました。

こういう心配事があると、途端に気分が一気に落ちてしまいがちだけれど、こうして周りに私たちをサポートしてくれる環境が整っていることに改めて気づいて、やっぱりNZに住めていて幸せだなと思った今年の始まり。

今年もNZと日本に貢献できること、自分のすぐ近くにいる家族友人を含め、一人でも多くの人をハッピーな気持ちにすることをしていきたいなと。

お酒飲んでるから日記だけど熱めな締めくくりになりましたよ!