あけましておめでとうございます。

南半球・ニュージーランドのお正月は真夏で、スーパーなども多少の営業時間の短縮はあるものの、普通に営業。年越しの瞬間は花火などが上がったりするものの「あくまでホリデーの中の1日」という感覚が、NZの1月1日なのです。

我が家もおせちを食べるわけではなく、普通のご飯を食べ、夫はVRの世界に行き、息子はジムに行き、娘はYoutubeの世界に行っていた日でした。

私は家族たちが静かなのと、メールでの問い合わせや連絡が来ないのを良いことに、今日はずっとTo do リストにあった、ホームページをリニューアルさせることに1日を費やしました。

前のホームページは、私の事業全般をまとめた感じだったんですが、その形にしてからというもの、なんだかブログの更新がしにくくなって、そんな物理的な理由から更新頻度が一気に落ちてしまいました。

また、事業内容にも大きな変化があり、それまで主にしていた「オンライン英語レッスン」を全て終わりにして「ニュージーランド留学業」に舵を切ったので、内容的に更新する必要がありました。

留学業に重きを置きたいと思いはじめたのは、放課後の時間帯に娘にもう少し寄り添いたい(毎日のレッスンの大半はNZ時間午後〜夜にかけてでした)ということと、レッスンを通じて世界中の生徒さんたちと接するうちに「NZという場所に実際に来てもらいたい」という気持ちが大きくなったことからでした。

2020年のロックダウンを機に、それまでいただいていた留学エージェントからのお仕事が全部キャンセルとなり「ロックダウン中に家でできる仕事」として始めたオンライン英語レッスン。

ブログやSNSで見つけて、会ったこともない私を信じてレッスンを受けてくださった生徒さんたち。下は小学生から、上は私の両親くらいの年齢の方々まで、日本とNZを始め、ヨーロッパ・北米・アジア・アフリカ世界各国に住む日本人の生徒さんたちがオンラインで繋がっていました。

私は仕事としては教える側でしたが、実際には私の方が多くのことを教わり成長させていただき、受講してくださっていた生徒さんたちへの恩は一生忘れません。

そして2022年年末に「留学エージェントを始めます」と宣言し、新たな一歩を踏み出しました。

2023年前半は友人知人の紹介を通じての留学申し込みが多かったのですが、後半からはブログやSNS経由でのお問い合わせからお申し込みに繋がるケースが増えました。有難いことにたくさんの機会に恵まれました。

そして有難い機会と言えば、NHKグローバルのBentoExpoという番組に出していただいたり、共同通信社から取材をしていただいたりもしました。

さらには、通常の事業内容とは少し違うお仕事として、小学館様の幼稚園視察ツアーに弊社スタッフの派遣オーガナイズをさせていただいたり、資生堂こども財団様の児童福祉視察旅行の通訳として、私が丸1週間同行させていただいたりもしました。通訳という立場ではありましたが、ハッと新たな視点に気付かされる機会があった、非常に学びの多いお仕事でした。

1週間朝から晩まで+泊まりありというボリュームの通訳同行は、家族にとっても大きな挑戦でした。自閉症と知的障害を持つ娘がどういう状態になるのかが気がかりでしたが、きちんと状況を把握して、いつも以上に自立した日々を過ごせていたと、夫や学校の先生方(プライベートでは友人関係)からの報告を受けていました。

こんな感じで自分のしたいことに夢中な私をあらゆる形で応援してくれた、家族や友人たちの支えにも感謝した年でした。

2023年はこんな感じで1月2日からずっと全速力でマラソンを走り続けました。新しい機会に次から次へと恵まれ、声をかけていただいた機会にはすべてに即答で「させてください」と全力で挑みました。

2024年、どんな年になるのか楽しみですし、楽しみだと思える自分の恵まれた状況に感謝をして過ごしていこうと思います。