今日は障害者サポートグループでシェアされた記事が目に止まったので、こちらで触れてみようと思います。ニュージーランド警察による「自閉症を持つ人の採用募集」についてです。

NZポリスは経済班に自閉症持ちの人を募集

上記記事のタイトル「ニューロダイバーシティ該当の応募者限定」はかなりセンセーショナルですが、SNS上でも多くの人が反応しました。かなり好意的な反応が上がっている印象です。

  • 高い技能を持つが、就職活動が困難な自閉症持ちの人
  • 長い間見過ごされてきた高い技能の自閉症持ちの人に注目
  • 経済班に3人採用する(データアナリストとリサーチアナリスト)
  • 上記募集ポジションは自閉症の特性が強みになる
  • 上記募集ポジションは周囲との深い関わりが必ずしも不可欠ではない
  • 通常の自閉症持ちの人にとって難解な採用告知・プロセスを簡潔化

私がこの記事を取り上げたかったのは、こういった配慮と理解により、自閉症を持つ人が恩恵を受けるだけではなく、職場側にも自閉症だからこその特性を強みとして提供し、貢献することができるというwin-winな関係性に感銘を受けたからです。

ただ障害者の雇用が増えただけでなく「特性を強みに」と、実際に組織の利益としてこの採用に乗り出してくれたことが嬉しく感じました。

NZは学校教育だけでなく、大人社会もインクルーシブさがこうして徐々に広がっていっている気がします。

みんなちがってみんないい、がいい!

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