私はミニマリストだと思う。

「だと思う」のは、人からそう言われるから。ただ、私の中では「ミニマリストを目指してる」段階だ。

とにかく散らかっていることが好きではなく、突然の訪問客も大丈夫というレベルが理想の状態だから、家でリラックスすることが難しい。

親としては失格と言われてしまいそうだが、本当の本当の本音を言えば、子どもも夫もデバイス(PCやipadなどの電子機器)で何かしてくれている瞬間が、私は内心一番落ち着く。だって散らからないから。

それくらい散らかっていることが嫌いな私だが、それと同時に、片付けることもめんどくさいから嫌いだ。

だから、結果的に「散らかっていることが嫌い」「片付けが嫌い」の両方を突き詰めた結果、ミニマルな暮らしに近づいていっている。

ただ、私は昔からそうだったわけではない。

父は今思えばミニマリストだった。母は食器などをコレクションしていたので、逆のタイプだった。あ、だから離婚したのか。

話は少し逸れたが、大学生の頃なんて、毎月収入以上の買い物をクレジットカードでし、毎月支払い日から支払い日を生きる、綱渡り状態にいた。

買い物が大好きだった。服、小物、電子機器、雑貨、なんでもいっぱい買っていた。

そして、部屋は買ったもので常に埋め尽くされ、「片付けが嫌い」はその当時から変わらないので、部屋は足の踏み場がない状態が普通だった。

一度実家が空き巣に入られた時、110番通報しておまわりさんが来てくれたが、私の部屋に入った瞬間「この部屋は相当やられましたねえ」と荒れ具合に同情してくれた。

だから「この部屋は元の状態のままで一切荒らされていません」
とは言い出せなかった。指紋がこの部屋からは出てこなかった。

その後、就職した会社を辞め、旅行に行った延長で、一度も日本に帰国しないままサモアで嫁いだが、その結婚生活を始めた時の所持品は、旅行で来た時に持ってきたスーツケース1個分だけだった。

あの窓際を埋め尽くしていた、スターバックスのマグのコレクションも、ディズニーで買ったお土産品も、数え切れない履き心地の悪いハイヒールも、自分の収入と実力に全く見合わないブランド物のバッグもアクセサリーも、そのどれも持ってこなかったが、「持って来ればよかった」と思うことは一度もなかった。

結婚後半年、日本を離れて1年半で一時帰国をしたが、日本に残して来たものがそもそも何だったかも覚えておらず、箱を開けたところで「これスーツケースに入れて持って戻ろう」と思うものは、ほとんどなかった。

そう、まさに「ときめくもの」がなかったのだ。

きっとそこがターニングポイントだった。その辺りから「別にそんないらない」「なければ散らからない」に気づき始めた。

ただ、昔からの性質で残ったものが二つ。

「片付けが嫌い」ということと「買い物が大好き」ということ。

だから、今も隙さえあれば買い物をしている。
だけど、今は暇さえあれば断捨離をしている。

結果、所持品の総数は増えていないが、貯金額は減っている。(笑)

ちなみにニュージーランドでは断捨離が非常にしやすい。

巨大ポストのようなClothing binというものが各地にあり、服を始め、生活雑貨などもそこに入れて寄付ができるし、あとはOp-shop(opportunity shopの略、リサイクルショップ)に持ち込んで引き取ってもらうことも簡単。

他にはTrade meという、日本のヤフオクのようなサイトで簡単に売却することもできるので、物を罪悪感少なく手放せる。

なるべく捨てることは、環境のことも考えて避けたいが、どうしても捨てたい、ゴミ箱に入らない、入れたらいけないというものは、年一度inorganic rubbish collectionの日に無料で出せる。

そんな「ミニマリストの買い物狂い」私は、ロックダウン解除後の来週火曜日から、各店舗がオンラインショップと発送を再開させるので、今日現在ネットサーフィンが止まらない。


収入がミニマルになった今、買い物もミニマル目指すべきなんだけど。


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By Haruka