
今日は午前の仕事ミーティングがキャンセルになり「せっかくだから有意義な過ごし方を」と思って、ファーストエイドを受講してきました。
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Basic Life Supportコース $99
私が受講したのは、Wellingtonを除くNZ全土で救急車をオペレートするSt Johnによるもの。全日のコースだと8:30~17:00というスケジュールですが、半日の Basic Life Support コースだと8:30~12:45なので気軽に申し込みをしました。
この半日コースで習えるのは、
- CPR(心肺蘇生法ー大人、子ども、赤ちゃん)
- AED(自動体外式除細動器ー大人、子ども、赤ちゃん)
- Choking(食べ物による窒息ー大人、子ども、赤ちゃん)
- Bleeding(出血時の止血)
私は心配性が服を着て歩いているような人間ですが、セルフディフェンス(自己防衛)を過去に学んでから「身を守ることを知っていれば必要以上の心配をしなくなる」ことを身をもって知りました。
そういった経験からファーストエイドも受講したかったのですが、コロナにより中断され、やっと今日というタイミングで「いまでしょ!」と勢いで申し込みできたわけです。
講習で使われるの英語レベル
この国では職種によって、ファーストエイド認定証が必須なことも多いですが、私のように「万が一のために知っておきたい」という方もいらっしゃるはず。特に子育て中は、いざというときの最低限の対処を知っておくと、ある程度どんと構えていられる気がします。
英語レベルはどれくらい必要かというと、私の感覚では中級レベル(日常生活に大きな不自由がないレベル)でもいけるかなと感じました。実際にどんな言葉を受講者がアセスメントで発したかというと、
- Clear the danger!
- Wake up!
- Call 111 for an ambulance!
- Bring the defibrillator!
- Not breathing!
- Vomit coming out!
- Recovery position!
- Clear!
- Are you choking?
- Can you cough that out?
この程度です。ひとつひとつ順番に言うので、動作とともに覚えて言えば良く、特に自分で正確な英文を作れなくても言葉を理解して使えれば大丈夫そう。
※ブログ掲載許可いただいています。とても素敵な講師の方でした。
defibrillatorのような専門用語があったとしても、物を見せてくれるので一発で分かりますし、単語の意味をテストされたりはしません。全てが動画だったり、講師の方の実践を見て進むので、目で見て周りの人の見様見真似でも、どうにか理解して習得できると感じました。英語が得意なお友達と一緒に受講して助けてもらってもOKとのこと。
認定証発行の要件であるアセスメントも、クラス全員で一斉にする(本日は15人ほど)ので、私の隣のおばあちゃんグループは「あなたの真似させてもらうわね!」と言って、私の動きをチラチラ見たり、声出しが若干遅れたりしながらも、それでもちゃんと付いてきて認定を受けていました。
ただ、何時間にも渡って講師の方の話を聞くので、英語レベルが高くてもNZに来たてで耳が英語に慣れていない状況だと、ちょっとキツイかもしれません。逆に、英語レベルがそこまで高くなくても、ある程度英語を聞くことに慣れている方ならクリアできるかと思います。
あと、万が一この講習で認定を受けられなくても、再度無料で同じ講習を受け直すことができるそう!
★ちなみに、NZの救急・消防・警察はすべて111。講師の方によると、コールセンターに通訳はいないため、最低限を英語でやりとりをできないと難しいとのこと。そういう意味でも、自分の手である程度の応急処置でがきるようにしておくのは理想的ですよね。
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