何度かここでもネタに挙げている、仲良し4人組内で毎日、ホリデー中も平日も朝も夜もほぼ止めどなく続くWhatsAppでのチャット。

グループ構成員はというと;

S=オージー、勉強大好き(ひとつ大学院を卒業すれば、また次を探す連続)、ダンスNZチャンピオンの、活動的じゃない瞬間がない女性。夫は外科医で科学者で同じくダンスNZチャンピオンで、何ヶ国語も喋れて、自分で家も建てられるっていう。

A=キウイ、下の娘の元担任。実は教師というのは副業で、本業は作家。そのせいか、小学生相手にも異常に難しい言葉を使う上に早口なので、よく校長に叱られる(笑)。夫を末期癌で亡くし、娘が登校拒否になったり、本当に大変なここ数年を過ごしている。

T=キウイ、日本人の私よりも何倍も謙虚で気が利く女性。キウイの女性によくある、知識豊富さを持ち合わせていて、排水溝の直し方も、うさぎの腸の動き方も、美味しいファッジの作り方もなんでも知っている。

こうして書き出すと、3人ともタイプが違うが、共通するのは「頭がとてつもなく良い」ということ。私もどちらかと言えば賢い方だとは思うが、彼女たちの賢さはレベルが違うと常に感じる。

そんな賢い彼女たちと話すのは「Aの好きな繊細なトイレットペーパーが〇〇スーパーにあったー!」とか「うちのフェンスを組みに来たビルダーがイケメンで困る」とか、賢さを微塵も感じさせない話題ばかりだが、週に1度ほど、急に真面目な話題が持ち上がることがある。

つい昨日がその日だったようで、きっかけは癌で夫を亡くしたAが、スーパーであった友人との会話だった。(以下、実際のチャット内容日本語訳)
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A:さっき友人にスーパーで会ったら、”あなたのところみたいに、もし夫が癌になって亡くなってシングルマザーになったら、私どうしようって思うと、最近夜もよく眠れないの”と言われて、どうしようかと思った。

私: Tell her to “Keep calm and watch K-dramas”
(すかさずAがハマっていた愛の不時着の北朝鮮兵士のイメージを貼り付ける)

A: まさに!!!

S: 私たちはラッキーな時代に生きてるよね、私たちの祖母たちの半分は、戦争か病気で夫を失っていたんだもんね。

T:そうだよね、西欧諸国に住んでるとさ、なんか自分の人生とか生命をコントロールできる力を持ってるって錯覚を持っちゃいがち。

A:西欧諸国というべきか、経済国というべきか。

S:面白い視点だわ。西欧人独特の傲慢さなのか、それは他の経済国にも言えることなのか。

私:西欧人じゃないけど経済国出身の私は、そのコントロールが少し利くことに満足しないどころか、完全に聞かない時、癇癪を起こして裏切られた気持ちになるよ。
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これだけ読むと、若干会話が繋がってない感じだけど、私たちの共通認識として、アジアに全く興味も縁もないAが韓国ドラマにハマったという事実と、私たちはよくprivilege(特権)とかfirst world problems(発展国だからこその問題=生死に関わらないようなこと)とかについて話すことがあるので、そういった当たり前の部分が省略された会話だから、ちょっと分かりにくいのかもしれない!

ここから夜遅くまで「私たちが与えられている決定権と自由」について話したけど、今日のブログテーマは何かというと、「私たちは北朝鮮の人々より決定権も自由も与えられていて幸せなんだぞコノヤロー」ということではなくて、「どこの国にも驚くほど人の気持ちや空気を読めない人間(この場合はAがスーパーで会った友人)がいるのでね」(そう、まさかのその部分!)ということ。そしてキウイの主婦たちはこんな会話をしているよっていうね。日本の主婦の皆さんは、どんな話を日常でしているんだろう?

そしてどうでも良いとは思いますが、一応ご報告しておくと、今日の主婦業ハイライトは「ハンドタオルからビョンビョン出ている糸を見ぬふりをせずに、手で無理やり引きちぎるわけでもなく、ちゃんとハサミで切った」でした。

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By Haruka