子どもたちの学校が休校になって、7週間が経過した。

幸い、高校生の息子も、小学生の娘も、休校初日からバッチリ学校がオンライン学習を提供してくれているので、平日は何かしらやることがあり、むしろ忙しいくらいだ。

息子は友達に会って遊びたかったり、部活のサッカーを早くしたいし、直接授業を受ける方が良いとのことで、学校再会を願っている。

ただ、娘は違う。

今でも学校がないことが幸せで、学校に戻りたい?と聞いても ”NO, I don’t like school.” と言う。

彼女は以前のブログでもちょっと触れたが、発達障害がある。

実年齢は8歳(今年9歳)だが、知能的には4−5歳で、感情のコントロールがとても苦手だ。

娘の周りの子たちは、去年くらいから急に大人びてきて、休み時間は「遊ぶ」から「話す」になってきた。

一方、娘はまだDora the explorerごっこがしたいと言う。話題にしたい好きなテレビ番組は、未だに未就学児対象のものだ。

授業にはもちろんついていけないので、個別プログラムがある。
みんなが掛け算をする中、娘は一桁の足し算を指を使って必死にする。時々分からなくて、教室を飛び出して隠れてしまう。

そして、そんな娘は最近どうやら「私は友達より劣っている」「劣っていて恥ずかしい」と思い始めているんじゃないかと感じる。

家では「お願い、5分静かにして!」と言うほど、家中に響くような大きな声で、自分の思うままのことを話し続ける。

しかし、娘がオンラインで友達やクラスの子たちと話すのを聞いていると、自分が発言をする前に、自分の言い回しや文法が合っているかを私にコソコソ確認してからでないと、発言をしない。間違ったことや変なことを言ってしまうことを、恐れているのがよく分かる。

だからみんなのコミュニケーションに上手に入っていけない。みんなの会話の意味が理解できていないし、どう入っていけば良いのかも分からず、常に蚊帳の外。そんな娘に気づく子は誰もいない。


そりゃあ、学校行きたくないよね。


彼女の心の内を考えたら、涙が出てきた。学力は低くても、そういう不安な気持ち、居場所がない感じ、彼女はしっかり感じ取ってるし、そのもどかしさを実感してる。

この休校期間中に、「学校に行かなくても、オンラインで十分
学習はできるんじゃないか」と気づいてしまった。

リアルな世界で苦しい思いをすることも大事なのはわかっている。ただ、このままじゃ彼女の自信が打ちのめされてしまうんじゃないかと、彼女と周りの子たちの現実的なギャップを見て、不安になっている。

おそらく、もうすぐ学校が再開される。学校の存在を疑問に感じ始め、心のザワつきが止まらない。


前向きでポジティブな方向の登校拒否を、考え始めた。

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By Haruka