Tēnā koutou katoa(みなさまこんにちは).
NZ在住オンライン英語講師、Harukaです。

NZ公用語のひとつであるマオリ語から始めたい気分になった今日は、つい先日ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相が米国ハーバード大学卒業式で行ったスピーチについて書きます。


(The Harvard Gazette から画像お借りしました)

個人的に・・・すごい

彼女の聴衆の心を掴むスピーチ力は、以前から評価されていましたが、今回は改めて多くの人がすごいと感じたんじゃないでしょうか。

わたしがどういう意味ですごいと言っているのかというと、彼女はあのスピーチによって、ニュージーランドでの自分の首相としての功績と、NZ国内有権者への問題提起をも同時にしたことです。

彼女のスピーチのハイライトを究極にまとめると・・・(カッコ内は私見です)

  • マオリ語で挨拶(NZ原住民族への尊敬の念)
  • 自分は任期中出産の世界2番目の首相(女性としての存在感)
  • 出産日はブットー・パキスタン元首相の誕生日(イスラム教国初の女性首相→後に暗殺)
  • 「民主主義はもろくもある」発言を引用し、近年のネットリテラシーに苦言(現政権に手のひら返しをし出したNZ国民へ?)
  • 自分は小さな国の小さな町の出身である(親近感)
  • 選挙でMMPシステムをNZは導入(一票が尊重されること主張)
  • 国会の50%が女性、20%マオリ、副首相はゲイで、他にもLGBTQが複数いる(多様性)
  • 同性愛婚合法化(インクルーシブ)
  • コンバージョンセラピーの禁止(個人の尊重)
  • 1.5度の気候変動目標を法律に導入(地球温暖化問題積極参加)
  • 軍用半自動小銃、自動小銃規制法(行動力)
  • 人工中絶の非犯罪化(人権の尊重)
  • モスク襲撃事件(当時絶賛された対応力)

ときおり笑いや拍手を受けながら、これらの内容がスピーチの流れにうまく組み込まれて、卒業生たちに届けたいメッセージと共に、相当上手にNZの良いイメージと、首相としての功績を世界に伝えたのではないかと思います。

そして、このスピーチで取り上げられた内容は、私のレッスンで取り上げたことのあるものばかりで、生徒さんの何人かから「レッスンで学んだことばかりで、聞いてて嬉しくなりました」と連絡をもらい、そんな私も嬉しくなりました。

ハーバード大学のYoutube公式チャンネルが上げた、全尺スピーチはこちらです。聞き取りやすい英語なので、ぜひリスニングに挑戦してみてくださいね♪

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By Haruka