by Haruka
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NZ在住オンライン英語講師、Harukaです。
先日、俳優の福士蒼汰さんが海外ドラマ THE HEAD シーズン2への出演が決定したというニュースを目にしました。今回は、そんな彼が英語を話す動画をみてみましょう。
福士蒼汰さんの英語力 / 留学経験、海外在住経験なし
何年も前のものなので、これを題材にするのはフェアじゃない気もしますが、複数の英語を話す場面がまとまっているので、こちらを使わせていただきました!
どの場面でも、流れるようにたくさん話しているように聞こえますよね。ただ、息継ぎのタイミングや、強弱付けず一定のトーンで話す感じを聞くと「事前に作った文章を暗記したのかな」という印象を持ちました。
isn’t it?の発音(0:13頃)を聞くと「ネイティブ作成の台本はあったけど、発音指導はなく自力で台本を読んで覚えたのかな」と感じました。
単語ごとにはよく発音できているのですが、文章となるとLinking(前後の音の連結)がスムーズではないため、少しぎこちなさが感じられます。
sharpの発音(0:34頃)は、shorpのように、arのブレンド音がorに近い音で聞こえたので、もったいないと思いました。発音はカタカナで書いて覚えているのかなと思うものがいくつかあったので、Phonics(フォニックス)を英語学習に取り入れたら、格段にレベルアップしそうです!
Phonics(フォニックス)とは
Phonicsとは、つづりと発音の規則性を学ぶ学習方法で、多くのNZ初等教育において広く取り入れられています。(Wikipediaに詳しい説明があります)
わたしも小学校低学年クラスの補助として授業に入ったことが1年ほどありますが、英語ネイティブの子たちがこのPhonicsを使ってリーディングとライティングをして英語力を伸ばしていく過程を見てきました。
すごくシンプルで一回マスターすると簡単には忘れないものなので、発音に苦戦する英語学習中の方にはぜひ試してみて欲しいものです。
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福士蒼汰さんのすごいところは、海外留学経験などはなく、自分で単語などをコツコツ勉強したということです。ぎこちなく聞こえた一部の文章も、気をつけて聞くと単語のひとつひとつを正確に把握しようと努力したことが分かります。あと何より、英語を発することを楽しんでいるのが感じられるのが最高ですよね。
この英語を話している動画が5年以上前のものなので、その努力がずっと続いていれば、現在は英語のセリフもバッチリな英語力になっていることでしょう。英語学習者の希望の星ですね!
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