2020年のロックダウンから始めた、私の【通訳、翻訳家、英語講師】業。

それぞれのお客様のご要望に沿って対応するので、本当に色んなことをしている。

通訳や翻訳内容は明かせないものが多いが、レッスン内容だけでも、IELTSやTOEFL、日本の大学受験対策に、海外での就職対策、親子留学の事前準備、留学中の語学学校のヘルプ、世界の時事と英語を同時に学ぶ、英語アレルギーの治療、他に面白いところだと「片想いの相手への英語テキストを打つ」とか「子どものスポーツ練習中の他の親との会話テクニック」なんていうのもあった。

こんな感じで、お客様や生徒さんにとって「単なる言語ヘルプ以上の収穫」があるサービスを目指していたが、常々「私の得意(専門)分野とは」と思っていた。

そう「思って」はいたが、特に深く考えることもなく、みなさまのご希望のままの内容を提供していたが、先日の友人との会話の後、自分の立ち位置について深く考えるようになった。

私は数年前、急遽ピンチヒッターの通訳として呼ばれて、比較的オフィシャルな通訳を求められる場を経験した。

なぜピンチヒッターだったかというと、その時既に同行していた通訳さんは日本人ではなくて「日本語が分からない」とお客様からクレームが出て、その代打として呼ばれたのだ。

ただ、私は事前準備をする時間もなく、普段通訳をしない分野だったために、とても苦しんだ。幸い、お客様は私の日本語通訳に満足してくださった(そりゃそうだ、日本語が母国語だもの!)が、私には全然納得できるクオリティではなく、落ち込んだ。

それ以来「どんな時でも一流の通訳ができるように」と、同時通訳の勉強を始めた。ただ、とても苦しんだし、勉強をコンプリートしたとはとても言えない状況で止まっている。

なぜ同時通訳の勉強が苦しいんだろうかと考えると、私は自分の意見が強い人間で、通訳をする際に主観や個人意見がどうしても邪魔をする。ニュートラルに、機械的に言語同士を当てはめて、自分の中で消化するよりも前に反射神経で通訳をしていく同時通訳は、私にとって頭にも心にも難しいものだ。

そういえば、通訳ではなくて翻訳の話に変わるが、先日かなり専門的な翻訳をする人と会話をしたとき、その人は「今は優秀な専門翻訳ソフトがいっぱいあるから、アナログに一から翻訳する人間は全て切った」と聞き、完全にアナログ翻訳する私は衝撃を受けた。しかしそこで「私は行間や隠れたニュアンスも含めて翻訳するので、それはソフトにはできないことです。私に翻訳を依頼するお客様は、内容への介入も含めてご依頼されます。」と、言い返した。

その時は自分の負けず嫌いが出て、「ああ言えばこう言う」で咄嗟にそう返したのかなと思っていたけど、口から出たことは事実でもある。

そしてその数日後、翻訳や通訳のお客様であり、生徒さんでもある方から「このメールの内容は理解できていると思うんだけど、ほんのり隠れているニュアンスがある気がします。どう思いますか?」と連絡を受けた。メールの内容を読むと、確かに断定形で書かれてはいるものの、微妙な不確定さを含む空気を読み取った。だから「こういう文章で返信して、再確認しましょう」と伝え、無事にするべきことを達成できた。

これらの一連の流れが、昨日スーッと自分のモヤモヤの中に着地し、BTS(意味分からない人は前回の記事参照)・・・じゃなくて、この世の中での私の【通訳、翻訳家、英語講師】として自分が最大限に輝ける立ち位置を見つけることができた。

一般的な通訳・翻訳・英語講師として私は一番ではない。

ただ私には、言葉の中でほんのり匂わせているニュアンスを嗅ぎ取って、本音も建前も察して、文化や感覚の違いによるスレ違いを調整するといった類の【通訳、翻訳家、英語講師】として、お手伝いできる能力が優れている。

生活には邪魔になりがちなHSPな性質、バラエティ豊富な文化を経験したこと、過去やらかした多くの失敗や黒歴史、ネガティブ要素になりがちな家族の障害と難病、こういった「+もーも種類豊富に経験してる」私だからこそ輝ける市場を発見できた気がしている。

「トイレットペーパーが必要です」

と言うのも、1.残りが全然ないから 2.今のが好きじゃないから 3.ニュースで買い占めを見て不安になったから 4.まだあるけど、在庫として必要だから 5.来客を控えていて余分が必要だから、なのかで言い回しが違ってくる。

I need toilet paper.

に取り付けるオプションを豊富に提案できる、という特色が、今後私が輝きながら生き残っていける道のひとつなんだろうな、と気付いたのが昨日からの進捗。


「I need toilet paperだけで良くない?」と言われたら、それはごもっともなんですけれども・・・。

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By Haruka