気がついたら始まって、気がつく前に終わった、3日間のロックダウン。天気は良いし、気分は晴れやか。だが、まぶたの上の方で時々ツーンと悲しみを感じる。

先週金曜日、友人Aの旦那さんが亡くなった。

46歳だった。
コロナではなく、癌だった。

私は、Aがそのニュースを受け取った時、一緒にいた。彼女の誕生日だった。

その旦那さんは、それまでとても健康で、しょっちゅうタフに海外出張に出かけ、まさか病に侵されているだなんて、本人を含め、誰一人信じられないような人だった。

ちょっと腹痛が続くと言うことで診断を受けた時、すでに末期の癌だった。「今年のクリスマスはちょっと難しいかも・・・」と余命宣告も受けていた。

だが彼はそれから3回、クリスマスを過ごした。

昨年末は、クリスマスイブをAの家族も含め4家族で過ごし、彼は「癌の診断を受けてから初めて飲む」と言いながら、幸せそうにワインを飲んでいた。誰もが「本当は癌なんて誤診じゃないの?」と感じたほど、元気で、普通で、そして別れ際に「いつもありがとね」と言いながら、美味しい美味しいマシュマロをプレゼントしてくれた。

「また来年もやろうね」

と集合写真を撮って別れ、Aたちはファミリーバケーションに出かけた。

そして1月中旬に帰ってきた彼らは、病院に駆け込んだ。それから帰宅することなく、ホスピスに移り、帰らぬ人となった。

身近な存在を亡くしたことで、「いつ人生は終わるか分からないから、毎日優しく、大事に過ごそう」と改めて思いつつも、グダグダしたり、キーキー怒っちゃう現実もあって。

とりあえず、あの時彼にもらったマシュマロが美味しすぎて、家族の誰ともシェアせずに一人で全部食べたことを、天国に向かって懺悔しよう。


今日は良いお天気だから、きっと届くはず。

<ランキング参加中。↓クリック↓していただけると嬉しいです。>

にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ
にほんブログ村

By Haruka