私は自他ともに認めるコントロールフリークだ。

子どもたちも夫も、私の思い通りに行動して欲しいと思ってしまう。私が思い描く通りに行ってくれないと、とてつもなく不安になったり、イライラする。

そのため、子どもたちと夫がこれから通るであろう道を、できるだけ私の判断と好みで舗装する。足で踏み固めることもあれば、ブルドーザーだって出動しちゃう時もある。なんならジャングルを素手で切り開くことも、そこに私の思い描く道があるのならば厭わない

例えば、先月息子をヘアカットに連れていった際、「自分で注文してごらん」と、いつもの私らしくない大らかなことを言い、好きなようにさせてみた。

「はあ?それじゃあ来月またすぐにカットに行かなきゃいけない長さじゃん」

とムカついた。息子は満足そうだった。

だから今日、再び息子をヘアカットに連れていったが、今度は私が注文した。細かく私の希望を伝えた。なんなら「私はウルサイ母親ですよ」な威圧感までうっかり出ていた気がする。

私は満足だった。息子は不満そうだった。

こんな調子の母と生まれた時から接している息子は、いちいち私にお伺いを立てる。だって、母の判断と好みに合わなければ、空気悪くなっちゃうから。

その中でも「いい加減コントロールフリークを直さねば」と青ざめた経験があって、それはいくつかのスポーツの試合だった。

あるサッカーの試合中、息子はゴール前でパスを出すか、自分で長めのシュートを打つかをおそらく迷っていた。

チームメイトや監督の顔を確認するのではなく、母の顔を見た。

「打てー!!!」と言われたから打った。
顔を見てる間に判断が遅れ、キーパーが飛び出してきてゴールを阻まれた。

ある柔道の試合中、息子は投げかたに迷いが見られた。グダグダしていた。

チームメイトや監督の顔を確認するのではなく、母の顔を見た。

「背負い投げろー!!!」と言われたから背負い投げをしようとした。
グダグダしていたから、技にキレがなく、相手に潰された。

結果はどちらも母の思い描く「勝利」につながらなかったため、母の機嫌は、隠そうとはしても、どう見ても微妙だった。母の言うことを聞いたというのに!

自分でも相当いけないなと反省する。ごめんねって毎回思う。でも繰り返してしまう。もう息子に限っては高校生だし、今年こそ意識してやめよう。


でもやっぱり将来、ヤバそうな子を婚約者とか言って連れてきたら、口を出したくなるんだろうな。


その時は、ヤバい女と結婚してしまった息子を持つ義母と、一緒にスコッチでも飲んで静かに耐えようじゃないか。

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By Haruka